褒められた時の謙遜の仕方
日本の美徳として「謙遜」というものがあります。
しかし過度に謙遜したり、謙遜癖をつけすぎると、それは「卑屈」な態度に映ってしまったり、褒めた相手の機嫌を損なったり、時には相手の価値観を否定することに繋がり、褒めたのに逆に気まずくなってしまうことがあります。
褒め言葉に対する返しのポイントは、「素直に感謝+謙遜」が大切です。
人間本来の思考回路は小さい子供を見るとわかります。
「○○ちゃん、すごいね!今日はこんなことができたね!」
と大人が喜んで子供をほめます。
そうすると子供はとても嬉しくなり、得意げになり、何度もそれを見てもらおうと思い、褒められようとします。それはほめられたいというよりも、それを自分がすることで大人がすごく喜んでいる顔をしていると知っているからです。
本能的に誰でも相手が喜んだ顔が好きだし、その顔を見ることで、自分自身も幸せな気持ちになります。
では大人になるとどうでしょう。
褒められると素直に受け止められる方と、それを受け止められない方がでてきます。
それは育ってきた環境や、どこかで謙遜が一番の美徳だと大人から体験をもって知った人、また、それはプレッシャーになる方もいるのです。
しかし、逆に「褒められる立場」から「相手を褒める立場」に視点をかえると、素直にほめたりしませんか??陥れようとして褒めることってありますか??
多くの場合が素直に褒め言葉を出して、相手に躊躇なく伝えたいと思っているのです。
その相手の気持ちをくみ取って、喜んで褒められてみてはいかがでしょうか。
「そんなことないです」「とんでもないです」「全然違うんです」
という自分否定や、相手の気持ちの否定を脱し、感謝の言葉にシフトチェンジしてみましょう。
まずは必ず嬉しそうに「ありがとうございます!」と言いましょう。
そのあとに謙遜を足すようにするのです。
「でも、そんな言葉は○○さんにしか言ってもらえないですよ!」
「本当ですか!初めていわれました!でも、そうじゃないときはあるんですけどね!」
「そうやって言ってもらったので今後もそうでいれるように頑張ります!」
「うれしいです!でもこれが唯一の取柄かもしれません!!(笑)」
「でもその点でいうと○○さんのほうがさらにすごいではないですか!」などなど。
褒められて育つタイプです、という人はいますが、子供のころはみんなそうでした。
もう一度少し子供のころに戻って素直に受け取って、そして理性をたして気の利いた言葉を返してみてはいかがでしょうか。
婚活やお見合い、その他様々な世界のあらゆる出会いにおいても、褒められ返し上手になるのはとても大切なことです。
また、これができると、さらに下心なく相手を素直にほめれるようになります。
お互いハッピーな笑顔になれる時間を作りましょう。
ただし、女性に対しての褒め言葉は注意しましょう。女性は外見的パーツを褒められると疑心暗鬼になります。
「おきれいですね」「かわいいですね」「スタイルいいですね」「肌がきれいですね」などなど。。。
間違ってもこの辺りは初対面や日が浅い人には褒め言葉にならないので、注意しましょう!外見的なことではなく、内面的なことを褒めるようにすることが大切です。特に初対面などであれば、相手の褒める点は、趣味であったり、お仕事であったり、その方が頑張っているものを褒めるほうが無難であり、話が続きやすくなります。くれぐれもお間違いなく!!
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